Diary

愛用ミシン

 

「ヘイ!siri!今日の気温を教えて」

「今日の最高気温は37度。最低気温は24度です…」

 

締め切った窓がカタカタとなる。

そのリズムと一緒に机も動く。

カタカタカタカタ…

最近右足がよく筋肉痛になる。

「そんなに運動もしていないのに。」

ただの疲れか、寝違いか、はたまた病気か?

 

「へい!siri!筋肉痛の原因を教えて!」

「すみません、わかりません。」

 

AIでもそこまではわからないか。

よく考えてみれば、休みの日はほとんど一日中ミシンに向かっている。

ドゥルルルルルルル…カタカタ…ドドドドド

そうだ、右足の筋肉痛の原因はこいつだ。

私の愛用ミシンは”JUKI SPUR30DX”

数年前に元職場で購入した職業ミシンだ。

プロが使うようなミシンを使いこなせるのか?

高価な買い物になったが、その不安も一瞬で吹っ飛んだ。

それくらい優秀なミシンだからだ。

ドゥルルルルルルル…

まっすぐ正確に縫える。

分厚い生地にもぶれない。

使い方もシンプルで、糸のかけかたも覚えてしまえば簡単。

このミシンを作った人たちに心から感謝している。

しかし、足踏みミシンなので筋肉痛になるのだ。

それはただ単に私が運動不足なだけで、このミシンのせいではない。

 

ドドドドド…カタカタ…ガチャン

額に汗をかきながらミシンをかける。

窓を開けたいけど、この暑さだし、ミシンの音が近所迷惑になりかねない。

しかも好きなBGMを流して、クーラーもつけている。

なのに汗がでるのは、一生懸命だからだ。

ミシンをかける部屋にはクーラーがなく、隣の部屋のドアをあけてクーラーの風をこちらに向けているからではない。

たぶん、きっと。

この暑い部屋で、ミシンをかけて商品を作る。そしてマルシェで売る。

売り上げのお金を貯めて何を買おうか…

 

 

 

「へい!siri!クーラーの値段を教えて」

 

 

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